ぐでぐでブログ〜留学、英語、心理学〜

*1

ぐでぐでブログ〜留学、英語、心理学〜

大学学部・院留学、英語勉強法、その他思いつくままにアウトプットします。

留学経験者が考える英検1級の勉強法

f:id:jpnusagirl:20180604153517j:plain

2018年6月20日更新:

 

 

2018年6日3日(日)に行われた

英検1級1次試験の結果が自己採点上良かったので、

僭越ながら英検の勉強法を書いてみようと思います。

 

 

とにかく省エネで、最小限の勉強時間&出費で

英検1級1次試験を突破しようと考えた私の勉強法は、

旺文社「文単」シャドーイング作戦です。

 

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

 

 

こちらです。↑↑

 

英検1級の勉強はこの本のみを使い、

それにプラスして

設問のタイプに慣れるために

英検が公開している過去問を解きました。

 

 

1 はじめに:英語勉強との向き合い方

 

詳しい勉強法を説明する前に言っておきたいのが、

英検1級という日本で言ったら仙人用のテストを受けるからには、

テクニックはもちろんのこと、

精神論も大事ということです。

 

英語勉強(そしていかなるパワーの獲得)は、

対人関係と一緒だと感じます。

まずは私たちが英語を好きになる。

そうすると、英語も私たちを好きになり返してくれる。

 

つまらない勉強をする時の苦痛が快感だ、

自分の意思に関わらず英検を受けなければならないなど、

好みや事情は様々だと思いますが、

 

効率よく英語を勉強するには、

英語勉強のステップを楽しく歩むのが一番だと

個人的に思います。

まじで。

 

では、前置きはここら辺にして。

 

2 旺文社「文単」シャドーイングの方法

 

まず、シャドーイングが初めての方へ:

シャドーイングとは、聞こえる英語の音声を

その音声から1、2テンポ遅れてマネすることです。

 

私がやったシャドーイングの手順はこちら

 

<用意するもの>

・英文音声を流す機器

・イヤホン(自分の声が聞こえないようにするため!!)

Evernoteボイスレコーダーアプリなどの録音ツール

・文単の英文ページのコピー(A4サイズに拡大印刷すると見やすいです)

・筆記用具(シャーペン1本だと時短)

 

<手順>

1自分の声は自分に聞こえない音量で、イヤホンから音声を流す

2英文を見ずにシャドーイングし、自分の声を録音する

3録音を再生して、文単のコピーと照らし合わせる

  ★できなかった所を詳しく分析する:何が原因??★

   ・音の連結(リエゾン

   ・単語の意味の理解、単語の発音

   ・文法や文脈の理解

 例としてはこんな感じ:

f:id:jpnusagirl:20180604160247j:plain  f:id:jpnusagirl:20180604160314j:plain

 

4英文を黙読して、わからない単語や分脈は適宜日訳ページで調べる

5英文を見ながら、音声と同じスピードで(=かぶせて)

 スラスラ言えるようになるまで練習

6英文を見ずに、再びシャドーイングをするが、このとき

 ・自信がない場合:録音をせずにやり、できない所が多ければ

  4の英文分析や5のかぶせの練習に戻る

 ・自信がある場合:3のように録音して、英文と照らし合わせる

7ノーミスでシャドーイングできるようになったら、終わり!

 

そして同じ英文を1週間後くらいに同じ手順で挑戦します。

この繰り返し。

 

シャドーイングはかなり頭を使う作業(らしい)ので、

最初は1日30分で進めるだけ進み、

ノッてきたら1日3課を目標にやってみてください。

全部で79課あるので、1日3課のペースでやると約1ヶ月かかります。

1週間後に各課の復習をすることを考えると、

約3ヶ月で一冊を終えられるかと思います。

 

3 「文単」で鍛えられる力

 

「文単」だけ、しかもシャドーイングだけで

ボキャブラリー、リーディング、リスニング、ライティング

全部の対策が本当にできるの?と

思う方もいらっしゃると思います。

 

私の試験結果から見ると、(語彙56%読解100%聞き取り100%)

ボキャブラリーは十分ではないです。汗

 

しかし、考えてみてください。

ボキャブラリーって、意味が分かるか分からないかの二択じゃないですか。

良くも悪くも表面的。

 

その表面的な知識があまりない私でも、

リーディングとリスニングを

(自己採点で)満点取れました。

 

つまり、英検には英語の底力のようなものがあれば十分で、

文単シャドーイングをするとその底力がつくということです。

 

ちなみに「英語の底力」という謎ワードの定義は

ディスコースマーカーを意識して、文章の流れをつかめるリーディング力

・英語独特のリズムやテンポに気を取られないリスニング力

です。

(今決めました)

 

正直、文章の内容はどうでもいいのです。

実際、私試験の内容は問題を解いた直後から忘れちゃいました。

背景知識がある方が文章の理解度は高まりますし、

それが正答率アップに繋がることもあるとは思いますが、

 

まず先にやるべきは底力アップです。

 

背景知識のみでの勝負は

自分の専門やヤマが外れたら終わりですが、

ロジックと英語の音の感覚は

どんな問題にも使える武器です。

 

文単シャドーイングで効率よく

英検1級1次試験に受かりましょう!!!